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2007年4月25日 (水)

コラム、『モウリーニョ vs ベニテス』

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 現地時間25日にUEFAチャンピオンズリーグ準決勝(以下CL)で再び顔を会わせることになったチェルシーとリバプール。 2004年にモウリーニョ監督とベニテス監督がイングランドに足を踏み入れて以来、両者の対決は今回で14度目を迎える。

 以下は両名将の過去のコメントなども交えてお伝えする。

 ベニテス監督は最近、メディアからモウリーニョ監督との関係について聞かれると、

 「我々はとても良い関係を保っていた。それはリバプールが勝ち始めるまでの話しだけどね。そしたら、彼の態度は急変してしまったんだ」と説明した。

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 (画像はクリックすると大きなサイズでご覧頂けます)

 まず、両者がイングランドへ渡って来た2004-05シーズンでは、モウリーニョ監督率いるチェルシーがプレミアリーグでホーム&アウェーで2勝を収め、同年2月に行なわれたカーリング杯決勝でもリバプール戦を破り、モウリーニョ監督はチェルシー就任以来最初のタイトルを手にした。

 しかし、同シーズン最後のCL準決勝で両者がその年4度目の顔を会わせると、チェルシーのホーム『スタンフォード・ブリッジ』で行なわれた試合で、リバプールが挙げたルイス・ガルシアのゴールが、両者の間に大きな溝を広げることになる。

 ボールが実際にゴールラインを越えていたかどうかは、VTRで確認することはできなかったが、モウリーニョ監督は試合後に、

 「ガルシアのゴールではなく、線審がゴールを決めた」とラインズマンを痛烈に批判した。

 結局、第2戦はアンフィールドでスコアレスドロー。 その疑惑のゴールにより準決勝敗退が決まった際には、

 「リバプールは準決勝で我々相手にゴールが奪えなかったが、私は彼らに敗れたことを認めるよ」と強がった。

 その後、決勝に進んだリバプールがACミランを相手にイスタンブールの奇跡を起こしたことは言うまでもないだろう。

 そして、再び両者は2005-06シーズンのCLグループリーグで同組に入る。

 グループリーグ1回目の対戦をホーム『アンフィールド』でまたもやスコアレスドローに終えたベニテス監督は、

 「私が思うに、ここ2、3年前のアーセナルの方がチェルシーよりも良いプレーをしていた。彼らは試合に勝ち続け、観る者も魅了していた」

 「バルセロナやミランも同じだ。彼らは創造性に溢れている。そう、誰がチェルシーが世界で最高のチームと言っているだい?」と皮肉たっぷりに語った。

 しかし、リバプールはその年のプレミアリーグでまたもやチェルシーに2敗を喫し、同時にアンフィールドで1−4で敗れるという屈辱も味わった。

 だが、またもやリバプールにリベンジのチャンスがやってくる。 そのシーズンのFA杯準決勝でチェルシーと対戦することになった。

 オールド・トラッフォードで行なわれたその試合ではリバプールが2−1で勝利。 モウリーニョ監督は、

 「勝つべきチームが勝ったかって?私はそうは思わないけどね」

 「プレミアリーグでは、リバプールは我々に絶対勝てない」

 「1度しか対戦しないカップ戦では、彼らは私を驚かせようとし、それが可能だ。しかし、プレミアリーグのような長丁場ではそれは無理だ。事実、我々の間には2シーズンで45ポイントの差がついている」と怒りをあらわにした。

 しかし、決勝に進んだリバプール戦はここでもウェストハム相手に主将MFジェラードのスーパーゴールで奇跡の逆転優勝を果たす。

 この時点で両監督の関係は冷戦状態に突入。

 2006年のプレミアリーグ開幕前に行なわれた前年度プレミアリーグ王者と、前年度FA杯王者が対戦するコミュニティー・シールドでは、モウリーニョ監督がベニテス監督との握手を拒否した。

 プレミアリーグではめっぽうチェルシーに弱いリバプールだが、今年1月にはホームで2−0で勝利を収め、リーグ6度目の対戦で初めてチェルシーからポイントを奪い、嫌なジンクスから抜け出している。

 そして、神のイタズラか、25日に3年間で5度目のCLでの対戦を迎える両監督。 試合前の記者会見でベニテス監督は、

 「我々はチェルシーがどれだけ素晴らしいチームかということを知っている。彼らは過去5年間で選手の獲得に大金をはたいてきたからね」と先制口撃をしている。

 果たしは、今年はどちらの監督が笑う!?

<ジョセ・モウリーニョ/JOSE MOURINHO>
ポルトガル人、44歳
監督歴;ベンフィカ、レイリア、ポルト、チェルシー
獲得タイトル;ポルトガルリーグ2003,2004、Uefa カップ2003、チャンピオンズリーグ2004、プレミアリーグ2005,2006、カーリング杯2005,2007

<ラファエル・ベニテス/RAFAEL BENITEZ>
スペイン人、47歳
監督歴;カスティージャ、レアル・マドリー(ユース、U-19、Bチーム)、レアル・ヴァリャドリード、オサスナ、エクスタマドラ、テネリフェ、ヴァレンシア、リバプール
獲得タイトル;スペインリーグ200,2004、Uefaカップ2004、チャンピオンズリーグ2005、FA杯2006

 文;Paul Fletcher 訳;Yosh! Koikeda

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